ズボラ人間の丁寧な生活

35歳都内にすむOLの日々の日記。めんどくさがりなのに几帳面です。好きなもの、興味あるもの、時々葛藤。 

ニーバーの祈り

努力しても報われない事のほうが多い。 

頑張っても頑張っても、認められない事もある。 

それでも努力できる人はどんなモチベーションで頑張るんだろう。 

 

村田諒太というボクサーがいる。 

ボクシングという荒々しいスポーツをしながらその反面読書好きで、メンタルの整った印象がある。そしてなかなかイケメンだ。

彼の座右の銘にこんな言葉がある

『 神よ、

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。』

アメリカの神学者ラインホルト・ニーバーの祈りと言われている。  

もうこの言葉にすべてがぎゅうぎゅうに詰まっている。 

出来ないことを嘆いたり、出来ないからといって自分の価値を下げたりする必要なんてない。モチベーションを保つことなんか考えいないんだろう。 

変えられないものに執着せず、ただコツコツ今出来ることを続けるということのようだ。 

 

ボクシングでも一発逆転というのはないのかもしれない。たまたま運よくあたたったように見えるパンチでも、その一発を出す練習を何百回何千回としてきたのだから。 

どうしても心のどこかで一発逆転を狙いがちな浅ましい私にはこの言葉を肝に命じておきたいと思った。

 


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